鉱物染め

鉱物染料は、土壌やヘマタイト、マラカイトなどの鉱石から得られる顔料です。耐久性に優れ、何千年もの間、繊維の染色に用いられてきました。鉱物染料の色合いや染め上がりの均一性には、違いが生じることがあります。天然染料は、土壌の状態や、pH値、水の硬度など、染色工程の条件に影響を受けるためです。

繊維の構造上、天然染料は必ずしも均一に染み込むとは限りません。これは主に、織りの密度や精練の工程によって左右されます。天然染料を用いる以上、自然のものすべてがそうであるように、時間とともに変化していくことを受け入れる必要があります。色が徐々に薄くなったり、染めムラが生じたりすることがあります。それらもすべて、天然染料ならではの魅力の一部です。